2020-03-22 第34回コーハツガロスペ大会の感想

ウィナーズ 0回戦 コミテリー

ここ最近登り調子のコミさんが初戦の相手。

1ラウンドは三節棍中段打ちに大クラックを合わせられる場面でヒヤッとするが1-0。2ラウンドは対空ミスやパワーウェイブの強弱を見誤っての被ダメージが重なり1-1。

話が逸れるけどコミさんはこの試合に限らず、ジャンプ攻撃が相手にしゃがみヒットした際に確実に下Dにつないでくるところが素晴らしい。テリーを使ってると飛び込みの後は立ちAor下Aからのコンボを狙いがちだがしゃがんだ相手にはつながらないので下Dにつなぐのがベター。

3ラウンドは画面端に追い詰める時間が多い展開となるが、コミさん側もガードを固く要所で押し返される場面もあり残り10秒を切る長期戦へ。最後は飛び込みDが対空ミスを誘い2-1で勝利。

ウィナーズ 1回戦 ソラリスアンディ

超裂破弾愛好家でもあるソラリスさんが1回戦の相手。

1ラウンドは斬影拳の直撃もなく悪くない展開だったが終盤に出した遠Dに大空破弾を合わせられ残り体力わずか。その次の行動は予想どおり超裂破弾だったのでバクステを入れるがまさかの入力ミス。ガードしてしまい削りダメージで0-1。

2ラウンドは開幕に斬影拳をもらう最悪のスタート。続けて斬影拳、大空破を被弾し一方的な展開。残り体力が少ない状態だが斬影拳に超火炎を合わせて反撃開始。起き上がりのバクステに強気に前歩き下Cを決め体力差を縮める。弱空破つぶしの旋風棍、超火炎2回けずりで畳み掛け、斬影拳に避け攻撃で逆転勝ち1-1。

3ラウンドでは斬影拳にライン飛ばしを合わせ先制するが混戦からの下C→斬影拳などで追いつかれる。お互い赤ゲージの状況で先に0ドットに追い詰め、斬影拳・弱空破どちらが来ても返せる状況で超火炎を放つが大空破で切り抜けられる。起き上がりに飛翔拳+斬影拳の削りダメージでこちらも0ドットに追い込まれるが最後は立ちAが決まりかろうじて2-1で勝利。

ウィナーズ 2回戦 プーヤンジョー

2回戦は超危険なプーヤンさんのジョー。1ラウンドは先制ダメージを取るもののジョーが得意な遠距離戦へ。嫌でもハリケーンアッパーに対処させられる展開。ハリケーンを垂直ジャンプミスで被弾、バックジャンプの着地にジャンプD(※)、前ジャンプをライン飛ばし対空、強襲飛翔棍には遠D、最後は三節棍中段打ちの戻りにスラッシュキックを決められ0-1。

※遠距離でジョーが有利な要素の一つにハリケーンをビリーが垂直ジャンプで避けてもスラッシュキックで撃ち落とせるという点があるが、画面端を背負うことでビリー側はバックジャンプという選択肢が増えバックジャンプCだとスラッシュキックに勝てるという構図がある。それを知ってかどうかわからないがこちらのバックジャンプに対しスラッシュキックではなく前ジャンプDを合わせられたのには参った。

2ラウンドは開幕前ジャンプのジョーに対し登りC対空、着地で珍しくタイガーキックを出してきたので立ちA×7のコンボからその後の攻めで気絶を奪い1-1。

3ラウンド。遠距離中心のハリケーンと三節棍の撃ち合いにしびれを切らし強襲飛翔棍。手前落ちを選択したところにタイガーキックが空振りし前ラウンドと同じように立ちA×7のコンボから攻めを継続し気絶を奪い2-1で勝利。

ウィナーズ 決勝戦 紫クラウザー

スパ2Xでベガ使いとして知られている紫さんがウィナーズ決勝の相手。ガロスペではクラウザーを使いミカド世界大会やアーバン大須東西戦で活躍。そして2019年のEVO JAPANでの準優勝も記憶に新しい。個人的には過去の野試合で大幅に負け越しているしコーハツ大会の決勝で負けているため苦手意識十分。席決めジャンケンの「最初はグー」でチョキを出してしまうほど。

1ラウンドはブリッツボールへの避け攻撃が失敗し劣勢へ。遠C、弱レッグトマホークを立て続けに被弾。逆転を狙った遠Bからの超火炎もコマンドミスで投げられ0-1。

続く2ラウンドは避け攻撃、旋風棍を効果的に使いクラウザーを画面端へ。ブリッツボールを旋風棍で相殺した後のジャンプ攻撃が通り1-1。

3ラウンド。開幕前ジャンプを通すが連続技ではなく投げを狙ったところ投げ返される。画面端を背負う悪条件だが早めにライン飛ばしで連携に割り込み仕切り直し。しかし強ブリッツを遠Bで避け損ね後が無くなる。逆転を焦り前がかりになった飛び込みは遠Cで迎撃されるがしつこく飛び込みを繰り返し対空ミスを誘発。超火炎で削ったあと立ちAが3発決まり2-1で僅差の勝利。

グランドファイナル こーひぃ信者クラウザー

北海道から遠征のあおたんさんがルーザーズを勝ち抜けグランドファイナルで激突。メインキャラはジョー、キムだと思うが今大会はクラウザーでエントリー。

1ラウンドは旋風棍と当て身投げをお互い空振りしてのスタート。クラウザー相手だとどうしてもブリッツボールへの対応を迫られる展開になるが「ガード」「垂直ジャンプ」「前ジャンプ」「避け攻撃」「旋風棍」「三節棍中段打ち」「遠B」をできるだけ織り交ぜて的を絞らせないように。先に赤ゲージにさせられるがジャンプAをガードさせてからの歩き超火炎と起き上がりへの超火炎2回削りでクラウザーの体力50%を吹き飛ばし1-0。

2ラウンドはブリッツボールをかなり撃たれる厳しい展開。一時的に画面端に追い詰める場面もあったが前がかりになったところをレッグトマホークで落とされ再びブリッツモードに。2回ほど超火炎旋風棍をコマンドミスしたのも響き1-1。

3ラウンド。ブリッツボールを被弾する場面もあるが旋風棍でクラウザーの通常技をつぶして対抗。避け攻撃後の旋風棍で遠Cをカウンター。起き上がりに遠Cで間合いを詰めつつ旋風棍で再びダウン。最後は歩いての地獄落としでフィニッシュ。

最終結果

大会を通して

この大会の4日前から関西へ長期遠征してくれていたあおたんさん、スパ2Xがメインながらガロスペも強い紫さん、しかも二人ともクラウザーというビリー的にはしんどいトーナメントだった。それだけでなく0回戦からすべての試合が3ラウンドまでもつれる接戦。ソラリスさんとは0ドット決着だったし、紫さんには無理攻めで強引にもぎ取った辛勝。

また、自分以外の試合でもキャラ差や過去戦績を覆す結果が生まれ記憶に残る大会になった。